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住宅の防犯対策
- 空き巣の61.9%がガラス破りによって侵入してきます!
戸建の場合、空き巣の侵入の方法として最も多いのは「ガラス破り」です。
ということはガラスを防犯性能の高いガラスへと取り替えることが、防犯対策の一歩といえます。
(出典:平成17年度 警視庁生活安全総務課手集計)
侵入口
戸建の場合ほとんどが一階からの侵入で89%を占めており、中でも侵入口として狙われやすいのが「掃き出し窓」で、次に「腰高窓」「高窓」となっております。
つまりこのような場所に使用されている窓ガラスの防犯性を高めておくことが非常に有効とされてます。
侵入をあきらめる時間
- 空き巣狙いの約70%が、侵入に5分以上かかると侵入をあきらめると左の表にも表れています。
つまり、ガラスが割られても、ガラスが突き破られにくいガラスを使用することで、空き巣狙いの侵入に時間をかけさせて、諦めさせる事ができます。
(出典:(財)都市防犯研究センター(JUSRIリポート))
窓ガラスの防犯性能
フロート板ガラス、網入り板ガラス、強化ガラス、複層ガラスなどにも防犯効果があると勘違いされる方がいますが、これらのガラスも一般的な窓ガラスと同等で、防犯効果は期待できません。
- フロート版ガラス
- 開口部に使用されることが多く、最も一般的なガラスで短時間で破られてしまいます。
- 網入り板ガラス
- 金網を封入したガラス。金網を防犯用と勘違いされている方が多いようですが、これは火災時の延焼を防止するためで、防犯性能は期待できません。
- 強化ガラス
- 強化処理をしていないガラスに比べると3倍〜5倍の面強度があり、割れにくいのは確かですが、安全面に配慮したもので、やはり、防犯性能は期待できません。
- 複層ガラス
- 2枚のフロート板ガラスの間に中空層を設けたものです。フロート板ガラスに比べ、断熱性能は約2倍。破るにも手間取りますが、防犯ガラスと言えるレベルではありません。